こんばんは。
頑張るママを応援する、小さな星の輝かせ方
乳幼児スリープコンサルタントのマン安妃子です。
やっとクリスマスが終わりましたね・・・と思うのは私だけでしょうか?
子どもができてからは、12月はクリスマスに向けてデコレーションしたり、
プレゼントをこっそり用意したり、お世話になっている方たちへプレゼントを用意したり
そしてうちはまだ子供が小さいので、前日にクッキーとミルクをサンタさんのために
用意したりと、子どもの夢を守るのに必死です 笑
昨日子どもたちはクリスマスの家族の集まりのため、朝から晩まで食べてばっかりでした・・・。
家に帰ってきたのが19時30分(涙 ベッドに入れたのが20時(涙
まあ、1年に1-2回起こるこのような家族の集まりのため、ここは仕方がないと諦めました。。。
が、
やはり、この睡眠負債は今日、明らかに目に見えて現れていました。
睡眠負債!?
海外に住んでいる方にはちょっと分かりにくいかも・・・な言葉ですよね。
日本に住んでいる方はきっとわかるでしょう。
どうやらこの言葉は今年の流行語大賞のうちの1つみたいです。
(お友達が教えてくれたんです!!笑)
ノーベル賞に続き、今年は流行語大賞にも睡眠に関する言葉はノミネート
されたのですね。脚光を浴びてますね (´艸`*)
睡眠負債、英語で言うとSleep debt。
ずっと前にこの言葉をどう日本語に訳そうか考えたことがあって、
「睡眠の借金!?」「睡眠負債!?」と悩んだことを思い出しました。
睡眠の本にはよく出てくる言葉なのですが、まあその名の通り
睡眠不足が積み重なったもののことを指します。
よっぽど不眠症に悩まされている人が多いということなのですよね。
でも、どうしてこんなに多くの人が睡眠不足に悩まされているのでしょうね。
もちろん原因は1つではないと思いますよ。社会の仕組みや、人間関係、
いろいろなことが加わって今の現状を作っていると思います。
でも、大きな原因の中に、「習慣」があると私は思っているんです。
特に日本人は睡眠時間が少なくて有名ですが、
それでは日本人は睡眠時間が少なくても他の国の人たちと同じように
活動ができるという特別な能力が備わっているのでしょうか?
違いますよね。
日本には特に
「睡眠を優先させるのは怠け者」
「寝ている時間があるなら、勉強/仕事するべき」
と、睡眠を悪者の様に扱う風習があります。
そして「睡眠時間が少ない、できる人間がカッコいい」
なんて美化されてしまったりもしています。
でも最近の脳科学の研究でも、現実を見ても、
それではいけないんだ、ということがわかります。
どうやら治療薬も研究が進んでいて、1980年代から睡眠導入剤と呼ばれていた
非ベンゾジアゼピン系のお薬から、2010年にはメラトニン受容体作動薬と呼ばれる
できるだけ自然な形で睡眠ができるようにと体内時計を介して作用するお薬が
誕生し、そしてオレキシン受容体拮抗薬と呼ばれる、起きることに関係する
タンパク質を阻害することで眠りに・・・という動きになっているんです。
まあ話はズレますが、興味深いことに、実はこのオレキシン、
当初は食欲に関係すると言われ、ダイエットのお薬として研究されていたんです。
それが突然このオレキシンが睡眠に強く関係することが分かったからと言って、
こぞってダイエットのお薬から睡眠のお薬へと方向転換したみたいなんです 笑
まだ理由は解明されていない「なぜ私たちは人生の3分の1を無防備に寝て過ごすか」
その重要な時間をできたらお薬でコントロールはされたくないな・・・
と思う私なのです。
ではどうしたらいいのでしょうかね?
先ほどお話ししたとおり、「習慣・風習」が一つの大きな不眠の原因になるので
あれば、私たちは意識を変えなければいけないですよね。
体・心が病気になるのは不眠が大きく関わってきます。
子どもの学習能力・仕事の効率が伸び悩む、不眠が大きく関わってきます。
私達親が子どもに健やかなる成長に何をしてあげられるか考えた時に真っ先に
「良い睡眠を取らせてあげる」
この言葉が当たり前の様に出てくるようにしたいですね。
そんな方法をお教えするために、来年からまた
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今年もあとわずかですね。
南半球にお住まいの方は、脱水や熱中症にご注意くださいね。
北半球にお住まいの方は、風邪やインフルエンザに負けないよう、しっかり睡眠と栄養を 笑